約 2,470,650 件
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はじまりの街からデジブリッジを挟んで来られるエリア。 初日から行けるがシーラモンの助けが必要なので、その時は夕方になる。 グレートキャニオン・オーバーデル・ダイノ古代境と隣接するエリアが多く、通り道的な扱いになっている。 ここで覚えられる技はダイナマイトキックやウォークライ程度。 また、ゲーム進行に必須なデジモンはバトルなしで町に来てくれる。 エリア特性として水棲系デジモンが得意で寒冷系デジモンは苦手となっている。 + 敵情報 名前 使用技 場所 アイテム アルラウモン ポイズンクローティアドロップウォーターブリット (1) ダブルフロッピー(5%) ツカイモン マッハジャブダイナマイトキックウインドカッタースピニングショット 全域 肉(30%) Jモジャモン ダイナマイトキックメガトンパンチウォーターブリット 全域 巨大肉(10%) ウォーターブリットグリーントラップマスモーフ マ域(1) ヤンマモン エレキクラウドウインドカッターデンジャースティング (3)マ域(2) MPフロッピー(10%) ムーチョモン ポイズンクローアイスニードル (2)マ域(2) 色々フロッピー(10%) レッドベジーモン ポイズンクローデンジャースティングチャームパヒュームポイズンパウダー (4) 挑戦ニンジン(10%) モドキベタモン スタティックエレクトエレキクラウドアクアマジック マ域(1) 回復フロッピー(40%) + アイテムボックス 場所 中身 ジャングル(2) 中回復フロッピー + 勧誘情報 名前 +繁栄度 条件 ベタモン 1 話しかける ケンタルモン 2 あみだ森で正解のゴールを引く ベジーモン 2 パルモンを参加させタネモンから動く植物の噂を聞く(繁栄度10以上)。はじまりの街(北)で毎年15日に雨ふり草の実が採れるので、それをジャングル(4)の動く植物に与える ピッコロモン 3 話しかけて戦闘に勝利する。 トロピカジャングル(1) 東:トロピカジャングル(2) 西:デジブリッジ 出現敵 昼 夜 アルラウモン×2 ツカイモン×2 MPを回復出来るスタンドがある MPスタンド 100回復 200Bit 1000回復 1800Bit 割高。急ぎでなければ街に戻ったほうがよい。 ※ちなみにMPフロッピーは買値300Bitで回復量500 トロピカジャングル(2) 北(東側):マングローブ域(1) 北(西側):トロピカジャングル(3) 東:マングローブ域(2) 西:トロピカジャングル(1) シーラモンはここに送ってくれる 左のマップで橋の修理を確認することでデジブリッジが開通(解放)される オレンジバナナ(3%)ジャングル(3)に至る道の画面左側 出現敵 昼 夜 ムーチョモン×2 Jモジャモン×2 3%の確率でピッコロモンが出現する ジャングル(3)と行き来すれば羽ばたき音があるのでわかりやすい。 話しかけて 「おーし、受けて立とう。」を選ぶと戦闘開始 「…急に用事を思い出した。」を選ぶと消え去ってしまう ピッコロモン HP 5200 使用技 バグコンフューズストームデンジャースティングビットボム(必殺技) 取得Bit 3600 落とすアイテム MPチップ(100%) 状態異常の嵐に遭うので色々フロッピーを多めに準備するか対変化フロッピーで対応すると楽。 運次第では序盤にも現れる。見つけても戦わないように。 ピッコロモンではなく右下の敵デジモンに話しかけ上手く画面内に収めるとバトルに乱入してくる事がある。 この場合仲間にはならないがMPチップを確実に落とす上に何度でも戦える。敵よせシグナルが有効。 アイテムボックス×1 トロピカジャングル(3) 北:オーバーデル 北東:トロピカジャングル(4)北側 南東:トロピカジャングル(4)南側 南:トロピカジャングル(2) トイレあり デラックスキノコ(2%)ジャングル(4)下側通路の木の影 出現敵 昼 夜 ヤンマモン×3 Jモジャモン×2ツカイモン マングローブ域(1) 西:トロピカジャングル(4) 南:トロピカジャングル(2) 北側にベタモンがいて話すと街に参加。 モドキベタモンより色が濃い モドキベタモンを誘導することで巻き込んで戦うこともできる。アイテムも落とさず技も平凡で弱い。うまみは特になし。 + ベタモンの戦闘能力 ベタモン HP 999 使用技 ウォーターブリットアクアマジック 所持Bit 100 アイテム - 運だめしキノコ(2%)右エリア 木の死角 出現敵 昼 夜 モドキベタモン×2 Jモジャモン マングローブ域(2) 北:あみだ森 南:トロピカジャングル(2) 一応看板にはあみだの地図が入っている。ケンタルモンを仲間にするとメッセージが変わる。 出現敵 昼 夜 ヤンマモン×2ムーチョモン Jモジャモン×3 あみだ森 北:ダイノ古代境入り口 南:マングローブ域(2) あみだの規則に従わない道を通ると最大HPの1/2のダメージを受ける。 HPが0になることはないが、HPが1になると進むことができなくなる。 マップは変わらないが、正解はランダム。正解にたどり着くとケンタルモンが街に参加する。 発生するアイテム ケンタルモン参加まで 正面上 オートパイロット(20%) 右上 中MPフロッピー(25%) 運だめしキノコ(8%) 万能プラグイン(5%) オレンジバナナ(2%) 左中央 高速プラグイン(20%) 正面中央 中回復フロッピー(10%) けいたいトイレ(10%) くさった肉(20%) 左下 巨大肉(30%) 正面下 MPフロッピー(30%) 右下 防御プラグイン(30%) 攻撃プラグイン(20%) 回復フロッピー(20%) 肉(20%) 砲撃ポイントは交差点にあるので動き方次第で全てのアイテムを回収出来る 左の通路から入り最初の分岐を無視して↑に進みアイテムがあれば回収(左下)次の分岐に入る前に引き返す 先ほどの分岐を正しく→に進み次の分岐も正しく↑へ進む、次の分岐上にアイテムがあれば回収(正面下)分岐は正しい→へ進み次の分岐へ進む 分岐を正しく↑へ進みアイテムがあれば回収(右下)次の分岐まで進む 分岐の少し上にアイテムが見えたら回収(右上)分岐を正しい←へ進み次の分岐まで進む 分岐を無視し↓へ少し進みアイテムがあれば回収(正面中央)前の分岐まで引き返す 分岐を正しい↑に進む、次の分岐上にアイテムがあれば回収(正面上)分岐は正しい←へ進み次の分岐へ 分岐を無視し↓に進みアイテムがあれば回収(左中央)前の分岐まで引き返す 分岐を正しい↑に進みゴールへ ここに来た時点ではアイテムの容量が少ないので粘ってアイテムを集めた所で無駄とは思う。 トロピカジャングル(4) 北:グレートキャニオン入り口 北西:トロピカジャングル(3)北側 東:マングローブ域(1) 南西:トロピカジャングル(3)南側 運だめしキノコ(7%)左上出口付近 出現敵 昼 夜 レッドベジーモン×2 ツカイモンJモジャモン タネモンから噂を聞くと、マップ中央に芽が出ている。 雨ふり草の実(毎年15日・街)を使うとベジーモンが街に参加する。選択肢はどちらを選んでも変わらない。
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フリーズランドにあるエリア。 得意デジモンもいてトレーニング施設はあるが、いかんせん遠くにあるので育成で往復することはないかもしれない。 一応神聖系のデジモンが得意で暗黒系デジモンは苦手(そもそも入れない) アイスサンクチュアリにはワクチン種のデジモンしか入れない。 攻略の際にはパートナーの属性には気をつけよう。 クリア後に裏次元になりうるエリアの1つ。その時は属性関係なく入れる。 +敵情報 名前 使用技 場所 アイテム アイスモン メガトンパンチギガフリーズアイスニードル 地下1地下5地下6 中MPフロッピー(10%) ブルーメラモン プロミネンスビームカウンターギガフリーズアイススタチュー 地下1地下5 やすらぎ草の実(1%) グルルモン メガトンパンチギガフリーズアイススタチューウィンターブラスト 地下3地下4 中回復フロッピー(10%) ヒョーガモン マッハジャブバスターダイブギガフリーズアイスニードル 地下4地下6 極上肉(10%) +アイテムボックス 場所 中身 地下1 大回復フロッピー 再生フロッピー 地下3 万能プラグイン 万能フロッピー 地下5 薬 地下6 超回復フロッピー 大MPフロッピー +勧誘情報 名前 +繁栄度 条件 エンジェモン 2 最深部(地下6)で戦闘に勝利し魂を解放する。その後地下1からエントランスに戻るとイベント発生。 アイスサンクチュアリ(エントランス) 奥に進むとエンジェモンの像が置かれている。 光を放つその像を調べた後、イベントが発生し階段が出現する。 (一旦出口に行こうとする) 階段を降りるとアイスサンクチュアリ(地下1) 引き返すとフリーズランド(6) アイスサンクチュアリ(地下1) アイテムボックス×2 出現敵 アイスモン×2ブルーメラモン 上に行くとアイスサンクチュアリ(地下2) 右に行くとアイスサンクチュアリ(地下3) アイスサンクチュアリ(地下3)への道は大回復フロッピーの入ったパソコンの上を画面右に行くこと 一見すると壁があるように見えるが、ちゃんと通れるようになっているので注意して進もう。 アイスサンクチュアリ(地下2) ここではHPと防御力、2つのトレーニング器具を利用することができる。 氷動かし HPのトレーニング 基本上昇値がそれぞれHP+120・防御+2と高性能 アイシクルフォール 防御のトレーニング 基本上昇値は防御+12・素早さ+2でこちらも性能が高い 性能だけならどちらも最大強化したグリーンジムよりも上昇値が勝っている。 引き返すとアイスサンクチュアリ(地下1) アイスサンクチュアリ(地下3) アイテムボックス×2 出現敵 グルルモン×2 ここから移動がワープゾーンになる 右に行くとアイスサンクチュアリ(地下4) 下にいくとフリーズランドまで戻されてしまう。 アイスサンクチュアリ(地下4) 出現敵 ヒョーガモン×2グルルモン 細い通路に3匹のデジモンが犇くため、バトルの際にはかなりの苦戦を強いられる事になるだろう。 避けられない事もないがけっこう難しい。 下に行くとアイスサンクチュアリ(地下3) 上に行くとアイスサンクチュアリ(地下5) アイスサンクチュアリ(地下5) アイテムボックス×1 出現敵 ブルーメラモン×2アイスモン×2 右上に行くとアイスサンクチュアリ(地下6) 左上に行くとアイスサンクチュアリ(エントランス) 左下に行くとアイスサンクチュアリ(地下1) アイスサンクチュアリ(地下6) アイテムボックス×2 出現敵 ヒョーガモン×2アイスモン 先に進むためには3体のデジモンを倒さなくてはならず、ココまでの道のりで疲弊しているなら注意が必要。 下に行くと青白い光の球が見えるので、それに接触するとイベント。 この雑魚戦は避けられない。 アイスサンクチュアリ(エントランス)に戻るとさらにイベントが発生し、エンジェモンが街にやってくる。 (この際アイスサンクチュアリ地下1から戻る以外のルートではイベントが進まない) 上に行くとアイスサンクチュアリ(地下5)
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迷わずの森1 隣接マップ 右にはじまりの街(南) 上にグリーンジム 左に迷わずの森2 落ちてるアイテム デジタケ 左側 右下 運だめしキノコ 右下 通常戦闘・昼 敵の種類 情報 モドキベタ1 場所 上 セリフ HP 300 使用技 スタティックエレクト エレキクラウド ウォーターブリット 落とすアイテム 回復フロッピー モドキベタ2 場所 下 セリフ HP 300 使用技 落とすアイテム 回復フロッピー 通常戦闘・夜 敵の種類 情報 ドクネ1 場所 上 セリフ HP 使用技 落とすアイテム 色々フロッピー ドクネ2 場所 下 セリフ HP 使用技 落とすアイテム 色々フロッピー 特殊な戦闘 アグモン HP 使用技 落とすアイテム メモ 戦闘後、街に勧誘 戦わずにマップ外へ出ようとしても、出られない(強制戦闘) その他・メモ 迷わずの森2 ドリルトンネル入り口 迷わずの森3 トイレ 迷わずの森4 パル 迷わずの森5 エテ 迷わずの森6 5の下 デジブリッジ クネモンの寝床 ドリルトンネル入り口 ドリルトンネル1 入り口 ドリルトンネル2 ゴブリ×3 ドリルトンネル3 ま~だしばらくかかる ドリモゲモン居住区 レオモン先祖の洞窟 地底湖 ドリルトンネル4 岩のところ 溶岩洞1 溶岩洞2 メラモン 溶岩洞3 やぁこんにちわ 溶岩洞4 メラモンカード持ってる? 溶岩洞5 アイテムのとこ ドリルトンネル5 出口
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ふわっふわのぬいぐるみたちが大集合♪ これから人形劇でもやるの?? と思えそうなほどラブリーでしょ。 実はこれ、全部ボールペンなんです。 しかも動物の部分だけでなく、握る部分までぜーんぶ、優しいパイル地なの! ボールペンをにぎにぎしているだけで、なんだかほっこり優しい気持ちになれそう☆ 勉強も仕事も癒されながら進んじゃう♪アニマルフロッピーペン 7本セット 専門店特価2,600円 (2,730円[税込]) おすすめのポイント ●あの有名雑貨店でも人気!ふわふわアニマルのボールペン ●たくさんの種類のアニマルの中から、アソートで7本をチョイスしてお届けします! ●これなら毎日の勉強や仕事も癒されながらはかどりそう♪ 今回は7本のアソートセット。 ワンコやおさるやかえる君、うさこに象さんにひよこちゃん、 ペンギン・キリン・ミツバチ坊や、ライオン君まで! ズラーッとそろってどれもキュート♪ どれが入っているかはお楽しみ! 一週間、毎日日替わりで相棒を決めて使うのも楽しいよね。 7本あったらペン立てに入れるだけでとっても賑やか! このボールペン、超人気の有名雑貨屋さんでも人気の商品なんだそう。 なるほど、この可愛らしさなら人気にもうなずけます。 ほんわかアニマルと一緒なら、勉強や仕事だって癒されながらはかどっちゃう♪ お子様用にしても喜んで使ってくれそうですよね! 大好評につき、数に限りがございます。 売り切れる前に、早めのご注文をおすすめします! 勉強も仕事も癒されながら進んじゃう♪アニマルフロッピーペン 7本セット 専門店特価2,600円 (2,730円[税込]) >>もっと詳しく見る >>この商品について質問する ○商品名:アニマルフロッピーペン○ セット内容:アソート7本セット ※アソートですのでキャラクターの選択はできません ご了承下さい。 ○サイズ(約): 長さ(1本)/18cm○インク:黒 ※替え芯はございません ○生産国:中国 上に戻る お買い物の流れ / 決済・配送について / 返品について / 販売者概要 / 特定商取引法に基づく表記
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ペンモンを街に誘う時(流氷岬)、または闘技場にあるカーリング場で勝負ができる。 前者の初回以外は、サカナを1匹出さなければならない(種類は問わない)。 街で行う場合、メタルマメモンが街に参加していれば1/8の確率でメタルマメモンが現れる。 賞品はランダムで、各アイテムの入手率は以下のとおり。 相手 アイテム 確率(%) ペンモン 風見鶏 2 再生フロッピー 10 万能プラグイン 20 巨大肉 14 大回復フロッピー 16 中MPフロッピー 38 メタルマメモン 銀玉 2 メタルアーマー 2 チェンソー 2 小さな槍 2 超回復フロッピー 16 再生フロッピー 20 万能フロッピー 24 極上肉 32 玉の種類はランダムで、味方・相手・障害物で共通で玉1個ごとに以下の確率で配られる。 玉の種類 確率(%) 四つ足の玉 10 重い玉 20 軽い玉 30 普通の玉 40 ただし、説明の時に配られる玉の種類は{中・軽・重・固・固}で固定されている。 障害物の玉はランダムに0~2個。 満点(メダル)を取るために 運ゲー開始 相手はペンモンを選ぶ。メタルマメモンでも不可能ではないもののルーチンが変わり満点が難しくなる。 左下の2点ゾーンは、玉の外周が少し重なってても得点判定がなされる。 反面、真ん中の2点ゾーンの範囲は見た目よりも小さく、1点ゾーンに判定を吸われやすい ペンモンは玉弾きをよく狙うので初手で真ん中を狙うのは得策ではない。 なので左下の2点ゾーンを重点的に狙うのが定石と思われる。左下がキツくなってる頃には真ん中の2点に入れやすくなっていることを祈ろう。 ペンモンの玉弾きをいかに対策するかが10点を狙えるかの境い目かもしれない。足つき玉でちょうどよく自玉を保護できれば理想的。 乱数調整技を駆使した玉の調整も可能。 まずは乱数調整技にて、乱数調整を確認する。 ジジモンのいえからスタートし、街北→街南→カーリング場へ向かう。 (※与える魚の種類で玉の結果に影響はありません。) 下記で書かれる乱数には、ペンモンは固定を所持していない状態になる。 消費乱数の合計を 9の場合、固定2、軽、普通、重それぞれ1になる。 フィールドに邪魔な玉もなく、やりやすい。 10の場合、固定3になる。 ペンモンの投げる軌道に固定の邪魔な玉があるため、これがやりやすいかはその人次第。 11の場合、固定3になり、BADの上あたりに固定ではない邪魔な玉があるが ほとんど影響がない。 固定が複数あれば、真ん中の2点ゾーンの左側に最初に投げると 固定以外の玉を使うまではペンモンが勝手に自滅してくるので 左奥の2点ゾーンにも固定を入れて、基本左奥に投げていれば満点いけます。 それでも玉の強さや方向、はじきなどもあるので確実ではないです。 回数こなして上達するしかないです。
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『イース』に「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「総評の記述に対応したストーリー部分の評価」です。 イース 概要(I) システム(I) 評価点(I) 問題点(I) 総評(I) イースII 概要(II) 特徴(II) 評価点(II) 問題点(II) 総評(II) 余談 イース 【いーす】 ジャンル アクションRPG 対応機種 PC-8801mkIISR以降、PC-9800VM/UV以降、FM-7/77、FM77AV、MSX2、X1、X68000k、AppleII、IBM-PC、Nintendo Switch 発売・開発元 日本ファルコム 発売日 【PC88】1987年6月21日 定価 【PC88】7,800円 配信 プロジェクトEGG 【PC-9801】2017年11月28日【MSX2】2017年3月28日【FM77AV】2014年8月12日【PC-8801】2006年12月28日/上記共に617円(税5%込)【Switch】2024年2月15日/880円(税10%込) 備考 Switch版のタイトルは『EGGコンソール イース PC-8801mkIISR』 判定 良作 イースシリーズ ここでは、初出となるPC88版を基準に説明します。 概要(I) 今でも系譜が途切れない、国産ARPGの金字塔的作品。 赤毛の冒険家、アドル・クリスティンの最初の冒険を描いたもの。 キャッチコピーは「今、RPGは優しさの時代へ。」 この背景には、当時のRPG(およびAVGやSLG)は「クリアまでに時間がかかるゲームこそが(値段に対して)長く楽しめる良いゲーム」=「理不尽なぐらい難しい方が良い」とされる風潮があり、これに風穴を開ける意味があった。 もっとも当のファルコムも前年まで『ロマンシア』や『ザナドゥ シナリオ2』といった最凶難度のゲームを連発していたため、「お前が言うな」との声も少なからずあった。しかしそうであったからこそ、自らその問題点を踏まえて打ち出した内容とも言えよう。 とは言え『ロマンシア』はともかく、『ザナドゥ シナリオ2』は最初から高難度を謳っていたので、それほど問題視はされていない。ストーリー性も無い為、『チャンピオンシップ ロードランナー』や『キャッスル エクセレント』等と同じ「前作では物足りない人向けの初心者お断り作品」であると言えよう。 システム(I) トップビューのARPG。 魔法もなく攻撃は体当たりのみと、非常にシンプルなシステム。 敵もボスを除けば、飛び道具などは使ってこない。 敵に対して半キャラ分、左右どちらかにずらして攻撃すると、ノーダメージで相手を倒せる。「半キャラずらし」と呼ばれ、初期イースでの基本的な戦い方となった。 評価点(I) 「優しい」、しかし「易しい」わけではない、誰でもクリアできる絶妙なゲームバランス。(*1)どちらも物語中盤あたりでほとんどの場所で事実上無限に全回復できる装備品が手に入り、またボス戦以外でどこでもセーブ可能という、ある意味で大甘な設定にもかかわらず、バランスが維持されている点は驚嘆に値する。 中盤以降のボスは攻撃パターンをおぼえなければクリアは難しい。いわゆる「死に覚え」で、現在の感覚からすればアクション的な難易度が高めではある。リメイク版の『イース・エターナル』では難易度を引き下げるパッチも用意された。それでも理不尽な死にかたをすることは少なく、冷静に考えれば倒しかたが見えてくる。これも「優しさ」の一種であろう。 「体当たりで敵を攻撃」「半キャラずらし」等の単純で覚えやすい操作感覚。 この時代、ファルコムの作品も含めRPGは「プレイヤーへの挑戦状」とでも言えるような相当な高難易度のものが主流であった。そこに「優しさ」の概念を持ち込んだのがイースであり、万人がクリアできる難易度におさえたことそのものが当時としては新鮮であった。 良質なサウンド・ビジュアル。 当時のPC界にゲーム音楽の地位を成立させた古代祐三氏によるハイクオリティなBGMの数々は今でも数々のアレンジが発表される程完成度が高い。 フィールド曲「FIRST STEP TOWARDS WARS」など、ついついコントローラー(キーボード)を置いて、聴きいってしまう曲がたくさんある。 問題点(I) 『I』単体ではボリューム不足に感じられる。慣れれば5~6時間でクリアできる。 元々当初は後述の『II』とひとつながりにした形で制作されていたのが、容量の問題(価格面からフロッピー3枚以上にすることが許されない時代だった)から分割を余儀なくされたとのこと。ところが『I』の範疇となった廃坑までの範囲でディスク1枚に収まり、2枚目のあてがない状態となり急遽作られたのが「ダームの塔」だったという。このため、残りのボス2体も「ダームの塔」に押し込められた形となっている。 厳密にはダームの塔は設定としてはもともと存在していたが、この事情で大きく拡充されたらしい。 この結果『I』としてのエンディングは「とりあえず作っておけ」的なものとなっていたようで、音楽に対する評価が非常に高かったにもかかわらずPCEへの移植時にはオミットされることになった。 いくつか伏線となる要素は存在しており、『II』で回収されている。ただしその中の1つといえる「銀のハーモニカ」については『II』で登場したときと整合性が取れていない(後述)。 レベルが中盤で上がりきってしまうため、以降は成長の要素はなく、アクションの技術が必要になる。 そのため、アクションが苦手な人でもレベルさえ上げればクリアできる、というものではない。 正面からしか住人に話しかけられない。 話しかけようとした時に突然方向転換されて肩透かしをくらったりするので、ゲーム的には不便。さらに住人の動きも速い。 だが、現実であれば「見ず知らずの他人に背後から話しかけるのは失礼」なので、リアル感はある。 『II』以降や、リメイク作品では改善されている。 すでに持っている装備と同じものも買えるが、所持品として増えたりはしないので、お金のムダづかいでしかない。 リメイク版では「もう持っています」「気持ちは嬉しいがまだ使えるよ」と言われるようになり、買えないよう改善された。 最初の町である人物に依頼される「銀のハーモニカ探し」は実は必須イベントではない。更にオリジナルの『I』では吹いていた曲が「太陽の神殿」の物であり、『II』最終盤で「Feena」を吹いていた点と整合していない。 PCEへの移植ではここが変更され、銀のハーモニカを探すのが必須となり受け取ったレアが「Feena」を吹くという形になったことで、『II』最終盤で「Feena」を吹いた点の整合性が取られている。 「エターナル」以降のリメイク版においても整合性を取るよう変更されている。PCE版と比較して、レアが「Feena」を吹く点は同じだが、銀のハーモニカ探しを必須にする仕掛けは違うものになっている(*2)。 やけに短いラストバトルBGM「Final battle」 オリジナルでは1フレーズしか存在しなかった。FM77AV版のみ後半フレーズが追加されている。 MSX2版は画面のスクロールがかなり遅い(特に地上フィールド)。『II』ではそれなりに改善されている。 総評(I) あらゆる要素がその後のゲーム業界に変革をもたらし、PC用あるいは家庭用を問わず、さまざまなハードに移植され、今日にいたるまで愛されつづけているタイトル。とくにストーリーについては、昨今のストーリー重視系RPGの先駆けになったことを特筆すべきであろう。 国産RPGとしては、もっとも多くのハードで発売されている作品であることは間違いない。 なお、本作を現在プレイするなら、「イース移植の最高傑作」と評されるPCエンジン版を、PCEA(PS3/PSP)でダウンロードするか、ファルコム自社移植で追加要素も豊富なPSP版をおすすめしたい。 イースII 【いーすつー】 ジャンル アクションRPG 対応機種 PC-8801mkIISR以降、PC-9800VM/UV以降、FM77AV、MSX2、X1turbo 発売日 【PC-8801】1988年4月22日 定価 【PC-8801】7,800円 配信 プロジェクトEGG 【PC-9801】2017年12月26日【MSX2】2017年4月25日【FM77AV】2014年8月12日【PC-8801】2018年11月27日/上記共に617円(税5%込)【Switch】2024年3月14日/880円(税10%込) 備考 Switch版のタイトルは『EGGコンソール イースII PC-8801mkIISR』 判定 良作 概要(II) 『I』の倍近くのボリュームを誇る続編。『I』のエンディングがそのままオープニングに繋がり、実質的に『I』『II』で一つの物語を成している。 キャッチコピーは「優しさから、感動へ。」 特徴(II) 基本システムは『I』と同様だが、魔法を使えるようになった。ただし、種類はそれほど多くはない。さらにファイアーの魔法を除くと、ほとんどが一部での使用となる。 評価点(II) 壮大になったOPデモ。 それまでのファルコム作品は、OPは表示の仕方を工夫しているとはいえ、一枚絵のみというものがほとんど。しかし本作では、アニメを積極的に取り入れ、動きのあるOPとなっている。さらにプロローグのシーンまである。 『II』のオープニングでヒロイン「リリア」がふりむくシーンは話題となり、その後のメディアミックスと合わせて「ギャルゲーの元祖」ともいわれることがある。(*3) ボリュームが大幅増加。 前作ではボリューム面にものたりない点があったが、本作はそれが倍以上となっている。 ただし、元々ひとつながりで作る予定だったものを分割しているという事情があるため、それを考慮した場合『I』のボリュームが少ないと言ったほうが正しい。 難易度の低下。 前作ではレベル上限に達するのが早いうえ、ボスもなかなか手ごわく、アクションゲーム的なテクニックが必要だった。しかし、本作のボスは前作ほどの強さはない。 後述するが、ファイアーの魔法が強いことも低難易度化に大きく影響している。 筋の通ったストーリー。 『I』から張り巡らされた伏線をひもといていく『II』のエンディングは今でも語り継がれる名シーンであり、キャッチコピーに恥じないものとなっている。 ただし「もともとひとつのゲームだったものを、容量や製作期間の都合で分割した」という事情があるため、『I』の不振により『II』が世に出ることがなく伏線が一切明かされない可能性も存在していた。 イベントシーンも豊富に。動きのあるデモを伴ったものになっており、演出面が強化されている。 良質なサウンド・ビジュアル。 BGMのすばらしさは本作でも健在。今作では古代祐三氏に加え石川三恵子氏、永田英哉氏(*4)らも楽曲を手がけている。 ちなみにオープニングは古代祐三、最初のダンジョンであるムーンドリアの廃墟は永田英哉、エンディング1 2は石川三恵子の作。 問題点(II) ファイアー(魔法)の異常な強さ。 直接攻撃と同等の威力を持つ火の玉を発射。雑魚敵なら例外なく有効な上、壁に当たるまで複数の敵を巻き込み、さらに押し返しつつ多段ヒットするので制圧力も抜群。しかも連射でき、消費MPも10発で1ポイントと非常に少ない。 その上アイテムによって消費MPが半減したり、ホーミング効果も付与される。このため、成長してMPがじゅうぶん増えると、ザコ敵相手に打撃戦闘はまずしなくなる。ゲーム性が少々単調に。 ただし、終盤のボスは打撃でないと倒せないので、上記のようなことにはならない。 重要アイテム「ロダの葉」の隠し場所 火山地帯で毒ガスが充満している地帯を抜けるために必須である「ロダの葉」が落ちている場所が非常にわかりづらい。 PCEへの移植時にスタッフがあまりの見つけづらさに憤慨して専用のマップチップを作ったというエピソードも。 最高レベルでないとラスボスに勝つのは非常に困難なため、経験値稼ぎを怠ると終盤に作業としての経験値稼ぎを強いられることになる。(*5) とくに終盤近くはザコ敵との戦闘が楽勝になり、レベル上昇によって取得経験値が減少するシステム(*6)であることも軽視され、ストーリーにグイグイ引き込まれることもあり、経験値稼ぎを怠りやすい。 ちなみに、最初の町のある場所に発生する敵無限湧きポイントがゲーム終盤になると使えなくなる案がオリジナルの時点で存在していた。もし使えなくなっていたら経験値稼ぎの問題はさらに深刻になっていただろう(*7)。 総評(II) 前作と合わせて一作ともいわれている本作だが、ゲームとしては前作で不十分だった部分が補われ、より完成度を増した。見栄えのするOPデモ、大幅に増えたボリューム、演出強化されたイベントシーン、弱体化したボスなどなど。ただ、強すぎるファイアーの魔法はゲームとしての面白味を削ぐもので、この点だけは残念。 名作と謳われた『I』の正常進化といっていいゲームである。 余談 移植がとにかく多い。 とくにWindowsでは『エターナル』→『完全版(セット)』→同バラ売り→同Vista対応版→PSP版逆移植…と何種類にも渡って発売された。 エターナル版から(*8)優しさを振り払い、高難易度路線を模索している。 エターナル版は後にVEと称した難易度の引き下げを施した商品も発売されたほど。現在ではレベル設定が追加され、難易度が選択可能になっている。 完全版は、エターナルからたった1年でPC版が再び発売されたということや、「もうほとんど特典の値段! ソフトはただのおまけ……?」という迷キャッチコピーもあいまって、揶揄されまくった。 X68000版はシナリオが変更されているだけでなく、顔が妙にリアルな怪移植となっている。 さらに、2020年11月24日に、PC-88版「イース」「イースⅡ」をオリジナルに忠実に移植したX68000用「イースⅠ&Ⅱ(仮)」が5インチ/3.5インチフロッピー2枚組でBEEPから2021年3月9日に発売されることが決定した。この時代にフロッピーディスクを使用するという挑戦的な試みに、ファンは大いに驚いた。 発売リスト(国内のみ、()内は日本ファルコム以外の発売元) 国産パソコンPC-8801 mkIISR以降、PC-9801 VM/UV以降、X1 Iのみ 、X1Turbo IIのみ 、FM-7/77 Iのみ 、FM77AV、MSX2(Iはソニーより発売)、X68000(電波新聞社) Iのみ Windowsエターナル、エターナルVE(デジキューブ) Iのみ 、完全版(*9)、I VE(メディアカイト)、I IIクロニクルズ(*10) SteamYs I II Chronicles+ コンシューマー(単体)ファミリーコンピュータ(ビクター音楽産業)、セガ・マークIII/マスターシステム(セガ・エンタープライゼス) Iのみ 、セガサターン(日本ビクター)(*11)、ニンテンドーDS(インターチャネル・ホロン)、Nintendo Switch(D4エンタープライズ) コンシューマー(I・IIカップリング)PCエンジン CD-ROM2(ハドソン)、プレイステーション2(デジキューブ)、プレイステーション・ポータブル 配信VC…PCE、PCEA…PCE、ProjectEGG…イース大全集(*12)・PC88・PC98・MSX2・FM77AV、その他各種携帯アプリ 2作への分割などの様々な事情については、PCE版に携わった岩崎啓眞氏が制作当時を振り返ってブログに記述している。『II』完成後にファルコムを退社したオリジナルスタッフも直接的に関与している作品であることもあり、オリジナルスタッフから聞いた話を公開している点も含めて非常に貴重な情報源である。http //www.highriskrevolution.com/wp/gamelife/category/ys1989/ 中には当時ハドソン内での存在意義が謎レベルだった人の人生を変えたレベルのエピソードも存在する。 『II』のサルモン神殿入口はコピープロテクトが絡むメッセージが存在しており、PCEへの移植時にメッセージの存在意義がわからず右往左往する場面もあった。 『II』のヒロイン・リリアのイメージガールを募集する「ミスリリアコンテスト」なるものまで開催された。 ちなみに同時期の『夢幻戦士 ヴァリス』においても同様の企画「ミス優子コンテスト」なるものが開催されていた。 2009年に『イースオンライン』(基本無料アイテム課金制)も存在したが1年半で終了している(台湾サーバーはその後も1年続いた)。
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このチームの設立には深い理由があります。 8月中旬 サービス開始数ヶ月とはいえ割と遅れ咲きの参加となった現マネージャーと少し前からやっていた団長は育成を兼ねてナヴラッピーを討伐していました。 そんなある日、後にこのチームに所属することになるとあるフォースがスカイプ越しに言いました 「名倉ッピーってwwwそんなネタなやついるのかwww」 これがナグラ☆ッピー誕生の瞬間です
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見切り ◆6lu8FNGFaw氏 ウィンドウの黒い背景、緑の文字がチラチラと点滅を始めた。 ……否、点滅しているように見えるのだ。 森田はぎゅっと瞼を閉じた。 目が画面の文字を追い続けることを拒否している。 半日モニターの前で画面を見続けて、いい加減疲れた。 一時間ごとに更新されてくるデータは膨大なものであった。 それをメモ書きで整理していくうちに、要点をまとめるコツのようなものは掴んだが、 頭の中が容量一杯でメモリ不足といった具合である。 しかし、半日かけてデータを収集したことは圧倒的に有益である。 森田は今、全ての参加者の中で一番、このバトルロワイアルの状況を把握していた。 誰がいつどこで、どのように会話し、動き、殺し合ったか…。 どのような人間がどんな考えを持って、理性を以って、または感情のままに行動してきたか…。 「主催者」側の人間でなければ本来知りえぬ情報…! 言わば、この島(世界)における“神”の目線…! (…いや、待てよ。本当にそうか…?) 森田はふと、モニターから目を逸らし、俯いた。 (あ………!) あることに思いが至り、思わず声を上げそうになるのを堪えた。 (……もし…俺が主催者だったら…このフロッピーは…) 森田は近くに座っている遠藤や南郷に気づかれぬよう、ゆっくりと息を吐いた。 (となると…。俺が次にすべき行動は何だ…?) メモ帳にペンを走らせながらしばらく思案した後、森田は遠藤を盗み見た。 相変わらず参加者名簿を見つめている。 内容を頭の中に叩き込んでしまうつもりなのだろう。 南郷の方を見ると、あぐらをかいたまま、うつらうつらと舟を漕いでいる。 (…………………) じっと南郷を睨みつけていると、南郷はふと視線に気がつき、森田の顔を見た。 「何だ……?」 「南郷…」 森田は近寄ってきた南郷の胸ぐらを掴んだ。 「ここがどこだかわかってるのか…」 「は…?」 「今、俺たちは戦場の中にいるんだぞ。わかってるのかっ…!」 「はあ…」 「自覚してくれっ…!」 森田は南郷を突き飛ばした。南郷はよろめき、呆然と森田を見た。 森田は顔を画面のほうに戻し、いらいらとキーボードを叩いた。 (何だ何だ…。八つ当たりか…? クク…。ずいぶんイラついているようだな……。) 遠藤はその様子を名簿越しに眺めながら、ほくそ笑んだ。 南郷は場の空気にいたたまれなくなったのか、「トイレだ」と言い残して下の階に下りていった。 「森田…」 遠藤は森田に声をかけた。 「何だ…!」 「愛想が尽きたろう…?」 「……………」 「奴には戦おうという意志が感じられない…ただ留まっているだけ…。 お前はさっき、『南郷によって、救われる窮地もあるかも』などと言っていたが…。 そんな仮定になんの意味がある…?奴がどうやって役に立つと言うんだ…?」 「……今はまだわからない。だが…そのうち…」 「森田…!」 遠藤が立ち上がり、声を荒げる。こちらを見る森田の目には迷いがある。苛立ちや焦りが渦巻いている。 (もう一押しだ…) 「一体、何をいつまで待ち続けるつもりだ…? そうこうしているうちに、お前の大切な人間が危険な目に遭うんじゃないのか…?」 「うっ…」 森田は遠藤から目線を逸らした。 「森田…。お前には非情と感じられる選択なんだろうが…。 南郷を見捨ててここを出ないか…?」 「ここを…?」 「そうさ。先程やったように、フロッピーはノートパソコンに入れて持ち歩けばいい。 バッテリーは数時間ほどしか持たないが、島に点在する建物を渡り歩けば充電くらいできるはずだ。 お前も、もう飽き飽きしてるんじゃないか…?ここにいつまでも留まり続けることに……」 「……………」 森田は何か反論したそうに遠藤を見上げていたが、やがて言った。 「そうだな…」 (折れた…!) 遠藤は心中で喝采を上げた。 今までずっと、この時のために退屈な時間を耐えてきたのだ。 森田に近づき、言い寄り、縛りつけ、翻弄する。 元々、一筋縄でいく相手だとは思っていない。だからこそ、回りくどい方法をとった。 意地の張り合い…。折れた方が負け…!全てこの瞬間のために耐えてきたのだ。 森田を同行させ、自分の意のままに操ること。それがゲーム開始以来の遠藤の狙いであった。 森田の強運…。 遠藤はそれに便乗したかった。 しかし、森田はカイジのように、弱者を助けようとする『悪癖』がある。 そのためなら危険な状況でも飛び込んで行きかねない。付き合わされるこっちの身が持たない。 だから、『見切りをつけさせる』必要があった。 一度、戦力にならない参加者を見限らせておけば、 次同じような事があったときも、見限るという考えにスムーズに辿り着きやすい。 その流れを作るために今までの行動があったのだ。 今ようやく、森田が遠藤の意見を聞き入れた。森田は唇を噛んでじっとモニターを見つめている。 「行くか…。南郷が戻ってくる前に…」 「待ってくれ。さっき言っていた『バッテリー』ってやつだが…」 「ああ……」 「ここにこれだけの数のパソコンがあるってことは、その…バッテリーも沢山あるってことだよな…? バッテリーを沢山持っていけば、なかなか充電できなくても、 しばらくはノートパソコンを動かせるんじゃないか…?」 「ああ、型が合えばな」 「型…。俺はパソコンに関しては全く無知なんで、どの型がいいのかわからない。 できるだけ沢山探してきてくれないか…?」 「……………」 「頼むっ…」 森田は悔しそうな顔で遠藤を見る。遠藤は呆れ笑いを浮かべながら頷いた。 「仕方ねぇな…」 遠藤がバッテリーを抱えて戻ってきたとき…森田の姿はそこに無かった。 (逃げたか…?) 遠藤は森田がずっと座っていたパソコンの画面を見つめた。 黒い画面のウィンドウは先程と変わらず、緑の文字を表示している。遠藤は息を吐いた。 (いや…森田がフロッピーを置いていくわけがない。 こんな有利な道具を手放すはずがない。 それに、俺の元に置いて行けば、自分が『特定される側』になることくらい承知しているはず…。) 遠藤はパソコンの前に座った。あと5分で次の情報が送信されてくる。 ◆ 「追って来ないな…」 「そうだな。だが、急ごう。できるだけ離れておきたい」 南郷と森田はE-7、ショッピングモールから出て森の中を南下していた。 二人は急ぎ足で、ある地点を目指していた。 森田が先程南郷に八つ当たりをした時、南郷の手にメモの切れ端を握らせていたのだ。 メモの内容は、自分がこれから遠藤の目をごまかしてショッピングモールを出ること、 その時に南郷にも同行してもらいたい、先に下に下りていてくれ、というものであった。 「森田…」 「何だ…?」 森田は振り返って南郷を見た。 「その…良かったのか?俺が同行者で…」 「ああ、もちろん…。さっきは刺々しい態度を取って悪かったな…演技だったんだ、許してくれ」 「はあ…」 「遠藤に気づかれぬよう、アンタにメモを渡したかったんだ。 俺は…遠藤からどうしても離れたかった。奴は俺を利用しようとしていたから…!」 「そうか…」 「アンタはちょっとのんびりしている所があるが、信頼できる。俺の直感だがね。 もううんざりなんだ…。騙し合い、身近な人間同士で潰し合うなんてのはっ…!」 森田の顔が険しくなった。何か嫌な出来事を思い出したらしい。 「…ところで、今どこに向かってるんだ?」 「温泉旅館だ…ここを真っ直ぐ行った所にある。そこに…さっき出会った男、佐原がいるんだ。 例のフロッピーで確認しておいたから間違いない」 「さっきの…?」 「そうだ…今のうちなら、仲間に引き込めるかもしれない」 森田は言いながら、早足で歩いた。 ◆ 「やられた……」 遠藤は時計を見ながら、苦々しい顔で呟いた。 時計の長針が12の数字を過ぎても、画面が更新される気配が無い。 差込口を調べてみると、案の定フロッピーは抜き取られていた。 フロッピー内のファイルを立ち上げたままフロッピーを抜くと、画面がデスクトップに表示されたままになることがある。 おそらく、わざとそうしたわけではないのだろう。 森田はパソコンに疎いゆえに、データが破損するかもなどと危惧もせず、起動中にフロッピーを抜いたのだ。 (森田はもうここにはいないな…!) 遠藤は舌打ちした。 (だが…、それならそれで…!) 遠藤は、画面を一旦閉じると、慣れた手つきでパソコンを操作し始めた。 ◆ 「佐原って男を仲間に…?」 南郷は足の痛みを堪えながら、必死で森田の後を付いて行く。 「そうだ…。奴は今混乱している…。数時間温泉旅館に篭ったまま、身動きできないでいる…。 なんとか説得して仲間にするんだ」 「だが、危険じゃないか…?あの男は銃火器を…」 「遠藤に誘導されて、佐原が今までの行動を話していたろう…? 誤射によって自分の首を絞めるようなことになってしまったと。 それに、さっき佐原は俺たちを撃てなかった…。 神経を逆撫でしないよう落ち着いて説得すれば、きっと…」 「しかし…」 「それに、俺は『切り札』を持っている。奴を説得する『切り札』を…!」 「切り札…?」 「そう…佐原の話に出てきた“板倉”という男…。佐原が誤射してしまった男だが…。 板倉は、1時間ほど前に死んでいるんだ…!一条という男に殺された…!」 森田の話、これは全てパソコンに送られてくる情報から得た物である。 「フロッピーが偽りでないことを信じてもらうには、フロッピーで得た『佐原に関する情報』を示せばいい。 佐原が話していないことも知っているのだから、納得してくれるはず…! その上で、板倉の死を佐原に告げる…! 佐原の一番の懸念は、板倉によって佐原の悪評を流されること…。そして板倉に命を狙われること…! その不安を拭い去ってやることができる…!」 「なるほどな…」 森田の話に、南郷は頷きながら相槌を打った。 ◆ 「クク…転ばぬ先の何とやらだな…!」 遠藤はパソコンを操作しながら、一人笑った。 デスクトップには黒い画面が開き、緑色の文字が画面を勢いよく流れてゆく。 遠藤はバックアップを取っておいたのだ。 パソコンの起動の仕方もよく分からずまごついていた森田からフロッピーを借り、挿入した後、 フロッピーの中身をパソコン本体のハードディスクに保存しておいた。 画面に森田の現在位置が表示された。 ショッピングモールを出て、森の中を南下している。 向かう先は…温泉旅館。そこには佐原がいる。 「南郷と行動しているのか…。」 後を追おうかと思ったが、やめた。返り討ちにされたらたまらない。 (森田とは離れたが、フロッピーの中身を手に入れることができた。 このことを森田は知らない…!) いつか、奴を出し抜くことが出来る筈である。 森田の位置を確認しながら、遠藤は低く笑いを漏らした。 ◆ 森田は歩きながら、フロッピーを取り出した。 (このフロッピーに送られる情報は、一見『主催者』の持っている情報そのもののように見える。 だが、本当にそうか…? 南郷のことや、佐原のことは正しかった。今は『正しい情報』を送って来ているということだ。 だが…。後々、もしこの情報の中に虚偽の情報が混ざり始めたら…? 直接赴き、この目で確かめでもしない限り、情報の真贋…信憑性はわからないっ…! 主催者が『情報を操れる』んだから…!) 情報の信憑性を疑うのなら、これ以上情報を手に入れても混乱するだけである。 今までの情報は全てメモし、頭に叩き込んだ。 遠藤の持っていた参加候補者名簿を見て、参加者の名前も顔も、どういう人物かも把握している。 参加者達が、この島で半日間どういった行動をしてきたかも…十分把握した。 (今後、情報を鵜呑みにしていたら、危険だ…! だから…俺は自分の足で歩き、自分の目で確かめる…!これはもう…) 森田は手の中のフロッピーを眺めた。少し躊躇するが、振り切るように首を振る。 (必要ない…!) パキッとプラスチックの割れる音が響いた。 木々の奥に旅館の瓦屋根が見えてきた。 近づいていくと、こじんまりとした民家風の建物が姿を現す。 「行くぞ…!」 森田と南郷は、入り口を警戒しながら旅館の中へと入っていった。 【D-7/ショッピングモール/真夜中】 【遠藤勇次】 [状態]:健康 [道具]:参加候補者名簿 不明支給品0~2 支給品一式 [所持金]:1000万円 [思考]:森田の動向を探る、今後の行動について考える ※森田に支給品は参加候補者名簿だけと言いましたが、他に隠し持っている可能性もあります。 ※森田の持っていたフロッピーのバックアップを取ってあったので、情報を受信することができます。 【E-7/森/真夜中】 【森田鉄雄】 [状態]:健康 [道具]:フロッピーディスク(壊れた為読み取り不可) 不明支給品0~2(武器ではない) 支給品一式 [所持金]:1000万円 [思考]:後々、銀二の助けになるよう準備をする このゲームの隙を見つける 遠藤を信用しない 南郷と行動を共にする 佐原を仲間にする ※フロッピーで得られる情報の信憑性を疑っています。今までの情報にはおそらく嘘はないと思っています。 ※遠藤がフロッピーのバックアップを取っていたことを知りません。 【南郷】 [状態]:健康 左大腿部を負傷 [道具]:麻縄 木の棒 一箱分相当のパチンコ玉(袋入り) 支給品一式 [所持金]:1000万円 [思考]:生還する 赤木の動向が気になる 森田と同行する 094 息子 投下順 096 夜行 094 息子 時系列順 107 猜疑と疑惑(前編)(後編) 071 それぞれの試金石(前編) (後編) 森田鉄雄 107 猜疑と疑惑(前編)(後編) 071 それぞれの試金石(前編) (後編) 遠藤勇次 115 金の狩人(前編)(後編) 071 それぞれの試金石(前編) (後編) 南郷 107 猜疑と疑惑(前編)(後編)
https://w.atwiki.jp/retropcgame/pages/192.html
フロッピー文庫7 クイズチャレンジ1000 フロッピー文庫8 LADY SHAKEN
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初:初期版のみ 後:後期版のみ 数値:%がその敵デジモンが落とす確率、Bitは販売価格、単位無しは功績ポイント。 アイテム名 対象 場所 回復フロッピー アイテムショップ(100Bit) はじまりの街 モドキベタモン(40%) 迷わずの森・デジブリッジ・マングローブ域 アグモン(50%) 迷わずの森・グレートキャニオンオーガトリデ・ドリルトンネル 中回復フロッピー アイテムショップ(500Bit) はじまりの街 マーケット(500Bit) ギアサバンナ アイテムボックス トロピカジャングル ゴツモン(10%) ミハラシ山・グレートキャニオン・ダイノ古代境時急域 ツチダルモン(10%) ミハラシ台 グルルモン(10%) グレートキャニオン・アイスサンクチュアリムゲンマウンテン シマユニモン(10%) ギアサバンナ(昼) ゲコモン(10%) ゲッコー湿地(夜) 大回復フロッピー アイテムショップ(1000Bit) はじまりの街 タンクモン(20%) おもちゃ館・裏次元 MPフロッピー アイテムショップ(300Bit) はじまりの街 ヤンマモン(10%) トロピカジャングル・マングローブ域ダイノ古代境時静域・ゲッコー湿地(夜) パタモン(20%) ギアサバンナ 中MPフロッピー アイテムショップ(800Bit) はじまりの街 マーケット(800Bit) ギアサバンナ ダークリザモン(10%) オーバーデル・ダイノ古代境時急域・地下実験場ミスティツリーズ(夜) ソウルモン(10%) オーバーデル墓地・闇貴族の館 アイスモン(10%) アイスサンクチュアリ ダブルフロッピー アイテムショップ(1500Bit) はじまりの街 アルラウモン(5%) 迷わずの森・デジブリッジトロピカジャングル・ミハラシ山 色々フロッピー ドグネモン(25%) 迷わずの森・クネモンのねどこ・ビートランド ムーチョモン(10%) トロピカジャングル・グレートキャニオン セーバードラモン(10%) ダイノ古代境時急域・ミスティツリーズ 万能フロッピー クリアアグモン(5%) おもちゃ館 対変化フロッピー サンドヤンマモン(5%) グレートキャニオン(昼) アイテムボックス 溶岩洞 ばんそうこう トコモンからもらう ジジモンの家 ケンタル医院(400Bit) はじまりの街 サイケモン(10%) ギアサバンナ・ゴミの山 薬 トコモンからもらう ジジモンの家 ケンタル医院(1200Bit) はじまりの街 アイテムボックス 溶岩洞 プラチナスカモン(10%) ファクトリアルタウン 攻撃プラグイン アイテムショップ(500Bit) はじまりの街 マーケット(500Bit) ギアサバンナ アカトリモン(10%) ギアサバンナ(昼) 攻撃プラグイン アイテムショップ(500Bit) はじまりの街 マーケット(500Bit) ギアサバンナ ガードロモン(10%) ファクトリアルタウン 防御プラグインS ひみつアイテムショップ(1500Bit) はじまりの街 アイテムボックス 溶岩洞 テッカモン(100%) 地下実験場・裏次元 高速プラグイン アイテムショップ(500Bit) はじまりの街 マーケット(500Bit) ギアサバンナ フーガモン(10%) ミスティツリーズ(昼) オートパイロット アイテムショップ(300Bit) はじまりの街 マーケット(300Bit) ギアサバンナ ニセドリモゲモン(10%) ギアサバンナ(夜) テントモン(40%、後) ビートランド けいたいトイレ アイテムショップ(300Bit) はじまりの街 アイテムボックス オーガトリデ トイアグモン(10%) おもちゃ館 ゲレモン(10%) ゴミの山・ファクトリアルタウン HPチップ オーガモン(100%) グレートキャニオン・オーガトリデ・ドリルトンネル ティラノモン(100%) ダイノ古代境入り口 インセキモン(100%) ダイノ古代境時急域 ガルルモン(100%) フリーズランド ワルモンザエモン(50%) おもちゃ館 功績ポイントと交換(800) ダイオン卿 MPチップ クネモン(100%) クネモンのねどこ ピッコロモン(100%) トロピカジャングル ヌメモン(100%) 下水道 功績ポイントと交換(800) ダイオン卿 攻撃チップ メラモン(100%) 溶岩洞 アイテムボックス 溶岩洞 溶岩洞 オーガトリデ グレイモン(100%) はじまりの街 スカルグレイモン(100%) 地下実験場 メガドラモン(100%) ムゲンマウンテン 功績ポイントと交換(800) ダイオン卿 防御チップ コカトリモン(100%) ミスティツリーズ メタルマメモン(100%) ファクトリアルタウン ギロモン(100%) ファクトリアルタウン メタルグレイモン(100%) ムゲンマウンテン アイテムボックス オーガトリデ グレ大橋 功績ポイントと交換(800) ダイオン卿 すばやさチップ アイテムボックス 溶岩洞 イガモン(100%) デジブリッジ マメモン(100%) ミハラシ台 デビモン(100%) ムゲンマウンテン デジタマモン(100%) ムゲンマウンテン 功績ポイントと交換(800) ダイオン卿 かしこさチップ パルモン(100%) 迷わずの森 エテモン(100%) 迷わずの森 功績ポイントと交換(800) ダイオン卿 肉 トコモンからもらう ジジモンの家 タネモンからもらう はじまりの街 ゴブリモン(30%) 迷わずの森・ドリルトンネル・ミハラシ山グレートキャニオン・ミスティツリーズ ツカイモン(30%) デジブリッジ・トロピカジャングル・オーバーデル闇貴族の館・ギアサバンナ・ミスティツリーズ フレアリザモン(10%) ミハラシすそ野 シャーマモン(10%) ギアサバンナ スノーゴブリモン(10%) フリーズランド 巨大肉 パルモンからもらう/購入(500Bit) はじまりの街 マーケット(500Bit) ギアサバンナ Jモジャモン(10%) トロピカジャングル・マングローブ域 極上肉 ベジーモンからもらう はじまりの街 ヒョーガモン(10%) フリーズランド・アイスサンクチュアリ 挑戦ニンジン レッドベジーモン(10%) 迷わずの森・クネモンのねどこ・トロピカジャングル ベジーモンから購入(500Bit) はじまりの街 サクラ鳥大根 ザッソーモン(10%) グレートキャニオン ベジーモンから購入(500Bit) はじまりの街 もりもり草の実 モリシェルモン(1%) ミスティツリーズ(昼) やすらぎ草の実 ブルーメラモン(1%) アイスサンクチュアリ・裏次元 ごうりき草の実 ヴァーミリモン(1%) ダイノ古代境時静域・ムゲンマウンテン じょうぶ草の実 ゴーレモン(1%) 闇貴族の館・ムゲンマウンテン・裏次元 はやあし草の実 アイスデビモン(1%) フリーズランド(夜)・裏次元 ものしり草の実 ピッドモン(10%) ムゲンマウンテン・裏次元 フリーズランド(モジャモンのマップ)ダイノ古代境・時急域(インセキモンのマップ)